昨今、弁護士業界に限らず、物事は専門化しているといわれております。
イソ弁(居候弁護士)時代に師事した清水直先生は、企業再建・事業再生、M&A案件の第一人者でいらっしゃいました。このため「私の専門分野、得意分野は?」と問われれば「企業再建・事業再生、M&A案件」となります。
このように専門分野、得意分野を持つことは極めて重要です。
しかしながら、実は、ありとあらゆる業種・当事者・法律問題に接する機会のある弁護士はいわゆる「専門バカ」では日々の法律相談に到底対応しきれません。なぜなら、取引関係、経済活動、人間関係等は、自分が専門とし得意とする分野のルール、知識だけで動いているわけではないからです。
清水先生が常々おっしゃっていた言葉が、「企業再建、事業再生、M&A案件は法律問題の坩堝(るつぼ)である」ということ。幅広い分野の法律問題に接し、これらを解決するためのスキルが必要となり、またそのようなスキルが身につくということです。具体的には以下のとおりです。
現在多数の会社の顧問弁護士を拝命しておりますが、業種ごとに日々様々な法律相談をいただくことはもちろんのこと、会社オーナー様や従業員様からの個人的なご相談(相続問題、親族問題、その他一般生活上の法律相談)をお受けする機会も数多くあります。時には会社関係者が刑事問題に巻き込まれ、またはその疑いをかけられる場合もあり、起訴前弁護や公判対応の刑事事件に携わる機会も少なくありません。
以上を肝に銘じつつ、心のこもったリーガルサービスを提供できるよう日々研鑽を重ねております。
以下、当事務所らしさを感じていただける過去の担当案件のごく一部を紹介させていただきます。